- 雌雄で虹彩の色が違う背の高いコウノトリ類。
- ■形態
- 雌雄ほぼ同色。頭部は青緑の金属光沢のある黒色。背からの上面は白く、肩羽、雨覆と尾羽が青緑の金属光沢のある黒色。嘴は長く、黒い。虹彩は黒い。胸からの下面は白い。翼下面も白いが、下大雨覆は黒い。脚はピンク色。
雌の虹彩は黄色。
幼鳥は頭からの上面は褐色で、翼も初列風切が白い。虹彩も黒い。脚も濃い灰褐色。
- ■飛翔
- 巣は大きく、幅3?6フィートで、棒、枝で構成され、イグサ、水生植物、時には縁に泥石膏が
- ■採餌
- 肉食で、水鳥や魚、両生類、爬虫類、カニや無脊椎動物も捕食する。
- ■繁殖
- 大きな沼地周辺や耕作地にある木に、枝、イ草、水生植物等で1〜2mの大きな巣を作り、繁殖する。通常4個産卵する。抱卵期間は約30日。
- ■亜種
- 2亜種あり、インドからマレー半島とベトナムに分布する亜種E.a.asiaticus、
ニューギニア、オーストラリア北部と東部に分布する亜種E.a.australis。
- ■分布
- インドから東南アジア、オーストラリアにかけて分布する。
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