ペンギン目
SPHENISCIFORMES
ペンギン科
Spheniscidae
ケープペンギン属
Spheniscus (Brisson, 1760)

ケープペンギン(岌朴企鵝)
Spheniscus demersus (Linnaeus, 1758)  African Penguin
L70cm
【1】2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。
嘴が黒く、胸の黒帯が一重のペンギン。
■形態
雌雄同色。
頭部からの上面は黒い。目の上から、頬、喉へ続く白い帯がある。目の周囲から目先がピンク色。喉からの下面は白く、胸から脇、脚へ続く黒い帯が一本あり、腹には小さな黒班が散らばる。フリッパーの裏にピンク色味がある。嘴は黒く、先端近くを上下に灰色の帯がある。虹彩は黒。脚、蹼も黒いが、ピンク色の部分もある。爪も黒い。
■繁殖
集団で海岸近くにトンネルを掘ったり、地表に巣を作るほか、林の中に小枝を使って巣を作って繁殖するが、巣の密度は高くない。通常2個産卵。雌雄ともに子育てをし、抱卵日数は約38~41日。雛は40日で親元を離れクレイシに加わり、親から給仕を受け約70~100日後に巣立つ。
■備考
アフリカペンギンとも呼ばれる。
■亜種
亜種はない。
■分布
ナミビア南部から南アフリカの沿岸部に分布する。

【2】2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。

【3】2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。

【4】2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。

【5】採餌から集団で戻る。2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。

【6】抱卵中?2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。

【7】幼鳥。2025.05.11南アフリカ西ケープ州、ボルダーズビーチにて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
※禁無断転載
2025/07/03作成