スズメ目
PASSERIFORMES
ガビチョウ科
Leiothrichidae
ガビチョウ属
Garrulax ()

ガビチョウ(画眉鳥)
Garrulax canorus (Gmelin, JF, 1789)  Chinese Hwamei
L23~25cm
特定外来種
低山の林
【1】2012.05.23福岡県みやこ町にて撮影。
目の周囲から後方にのびる白線が目立つ外来種。
■形態
雌雄同色。頭部からの上面は茶褐色で、暗褐色の縦斑がある。嘴は黄色く、目の周囲から後方に伸びる白斑がある。喉からの下尾筒までの下面は褐色で、腹は白い。脚は黄色。
■鳴き声
さえずりはクロツグミに似て、「ホイポー、ホイポー、ホイー、ポイポ、ピーポー」
■採餌
地上でを走り回り、昆虫や果実を食べる。
■亜種
2亜種あり、中国南、東中央部からラオス北部、及びベトナム中央部で繁殖する亜種G.c.canorus、 海南島で繁殖する亜種G.c.owstoni
■分布
中国南部、海南島、ラオス、カンボジアに分布する。
中国で飼い鳥として人気があり、日本にも江戸時代から輸入・飼育されていた。1980年代から東京・埼玉・山梨・大分・福岡などで野生化し、現在は九州から福島県にかけて広く繁殖している。
■福岡での事例
福岡でも野生化して繁殖している。 【みやこ町】山地で観察。

【2】2012.05.23福岡県みやこ町にて撮影。

【3】2002.10.13大分県天ヶ瀬町にて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑」
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2022/09/06作成