- 目の周囲から後方にのびる白線が目立つ外来種。
- ■形態
- 雌雄同色。頭部からの上面は茶褐色で、暗褐色の縦斑がある。嘴は黄色く、目の周囲から後方に伸びる白斑がある。喉からの下尾筒までの下面は褐色で、腹は白い。脚は黄色。
- ■鳴き声
- さえずりはクロツグミに似て、「ホイポー、ホイポー、ホイー、ポイポ、ピーポー」
- ■採餌
- 地上でを走り回り、昆虫や果実を食べる。
- ■亜種
- 2亜種あり、中国南、東中央部からラオス北部、及びベトナム中央部で繁殖する亜種G.c.canorus、
海南島で繁殖する亜種G.c.owstoni。
- ■分布
- 中国南部、海南島、ラオス、カンボジアに分布する。
中国で飼い鳥として人気があり、日本にも江戸時代から輸入・飼育されていた。1980年代から東京・埼玉・山梨・大分・福岡などで野生化し、現在は九州から福島県にかけて広く繁殖している。
- ■福岡での事例
- 福岡でも野生化して繁殖している。
【みやこ町】山地で観察。
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