- 腰が白く見えるカエデチョウ類。
- ■形態
- 雌雄同色。頭部からの上面は暗褐色で羽軸近くが白斑になる。風切は黒く、腰は汚白色。凸尾の尾羽は黒い。胸と下尾筒は暗褐色で、腹は汚白色で腰につながる。嘴は短く太く、灰黒色、足も灰黒色。
- ■鳴き声
- 「チーチー」「ピリー」等。
- ■採餌
- 草の種子類等を食す。
- ■備考
- 家禽のジュウシマツ(十姉妹:L.s. var. domestica)は江戸時代に中国より輸入された亜種チュウゴクコシジロキンパラ (L.s. swinhoei)から作り出されたものと言われる。
- ■亜種
- 6亜種ある。
- ■分布
- ー半島、スマトラ島に分布する。
日本では先島諸島の記録は自然分布も考えられるが、沖縄本島に分布しているものは、飼育個体が野生化したものと考えられている。また、近年は減少気味。奄美諸島での記録もあるようだ。
家禽のジュウシマツも各地で逸出個体の記録があるが、飛翔力も弱く、野生下では生存しづらいと考えられる。
- ■福岡での事例
- 福岡での記録は不詳。
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