- ■形態
- 雄は全身が藍色で、背と翼は灰色味を帯びる。後頭に瘤のように黒斑があり、嘴は黒色で基部に黒い毛がある。喉にも襟状に黒斑がある。腹からの下面は白い。虹彩は黒く、脚も黒い。
雌は全身が灰藍色で、背と翼は灰褐色。後頭と喉の黒斑はない。
- ■鳴き声
- 「フェーフェーフェーフェー」と4音節で鳴く。
- ■採餌
- 繁った樹冠の内側で昆虫類を捕る。
- ■亜種
- 23も亜種があり、インドとネパールから中国南東部、ベトナムに分布する亜種H.a.styani、台湾に分布する亜種H.a.oberholseri、スリランカに分布する亜種H.a.ceylonensis、アンダマン諸島に分布する亜種H.a.tytleri、カー・ニコバーに分布する亜種H.a.idiochroa、北ニコバル諸島に分布する亜種H.a.nicobarica、タイ北部と中部に分布する亜種H.a.montana、タイ南西部と南東部に分布する亜種H.a.galerita、メルギー諸島に分布する亜種H.a.forrestia、マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する亜種H.a.prophata、ジャワに分布する亜種H.a.javana、ペニダ島に分布する亜種H.a.penidae、カリマタ島に分布する亜種H.a.karimatensis、アナンバス諸島に分布する亜種H.a.opisthocyanea、ナトゥナ諸島に分布する亜種H.a.gigantoptera、シムルエ島に分布する亜種H.a.consobrina、シベルト島に分布する亜種H.a.leucophila、エンガノ島に分布する亜種H.a.richmondi、スマトラ北西のReusam and Babi島に分布する亜種H.a.abbotti、小スンダ列島西部と中部w and c Lesser Sundasに分布する亜種H.a.symmixta、カミギン島を除くフィリピンに分布する亜種H.a.azurea、Maratua島に分布する亜種H.a.aeria、カミギン島に分布する亜種H.a.catarmanensis。
- ■分布
- インドから中国南東部、台湾、フィリピン、インドシナ半島から小スンダ列島まで広く分布。
日本では2008年4月に与那国島で観察記録がある。
- ■福岡での事例
- 福岡での記録はない。
|