スズメ目
PASSERIFORMES
ミツスイ科
Meliphagidae
ハチマキミツスイ属
Melithreptus (Vieillot, 1816)

ノドジロハチマキミツスイ(喉白鉢巻蜜吸)
Melithreptus albogularis Gould, 1848  White-throated Honeyeater
L11.5~14.5㎝
サバンナ
【1】亜種M.a.inopinatus幼鳥。2001.10.23豪州クイーンズランド州ケアンズ、センテナリーレイクにて撮影。
■形態
雌雄同色。頭部が黒く、眼の上は青く裸出し、目の後方から後頭を結ぶ鉢巻のような白線がある。頸からの上面はオリーブ色。下へ湾曲した嘴は黒く、虹彩も黒い。喉からの下面は白い。脚は薄紅色。
幼鳥は額からは黒くなく、眼の下から頬が黒い。目の上の裸出部も白く、嘴基部は橙色。 亜種M.a.inopinatusは少し大きく、上面の色も鈊い。
■採餌
大きな群れで行動し、葉の上の昆虫を主に採餌する。
■繁殖
木の枝に巣は、樹皮や草等でカップ状の巣を作り繁殖する。通常2個産卵しする。卵は18x 14mmの茶色の班のある薄桃色。
■亜種
2亜種あり、s and e New Guinea, n Australiaに分布する亜種M.a.albogularis、e Australiaに分布する亜種M.a.inopinatus
■分布
ニューギニア南部、オーストラリア北部から北東部に分布。オーストラリア東部で繁殖し、冬季は北へ渡る。

【2】亜種M.a.inopinatus幼鳥。2001.10.23豪州クイーンズランド州ケアンズ、センテナリーレイクにて撮影。

【3】亜種M.a.inopinatus幼鳥。2001.10.23豪州クイーンズランド州ケアンズ、センテナリーレイクにて撮影。
室見川の野鳥版「デジタル野鳥図鑑《
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2020/07/12作成